地球を救うのか

毎年、この季節になると考える。「24時間テレビ」の意義。マラソンの意義。わたしはないとは思っていない。募金も集まるし。

毎年少ししか見ていないので、もはや番組の趣旨がどこにあるのかわからないが、今年は、子供の頃の大人たちがおじいさんやおばあさんになっても素敵でいる姿とか、かねちかが笑顔のまま走り抜いてだけど最後に涙が溢れてしまう姿とか、加山雄三さんが『サライ』を歌って「感無量だよ」と言う表情とかは、今のところこの番組でしか見られないなと思う。そういう生の、つまりノー編集だからこその瞬間はやっぱ見られてラッキーだなと思うし、生きるエネルギーや勇気につながる。

だからいつも思うのは「変なことをしないでほしい」ということ。ここ最近の傾向として、それぞれの企画に登場するのは、少々の努力では叶わないようなことを成し遂げようとしている人たちだ。じゃあその人たちの姿をそのまま届ければいいのに、なんかいつも変なふうに編集する。それがこの番組の罪で、センスのなさで、信用を失った理由だと私は思っている。

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bunshun.jp

自分の推しとかが出たら直視しづらい番組。それが「24時間テレビ」。そうじゃなくすことはできるように思う。