チケット代が高い

演劇のチケット代が高騰し始めて久しいが、応援モードだった観客もぶち切れだして久しい。高騰する理由が理解できないわけではないのだが、「とはいえ来るでしょ?」って態度がむかつく。自動的に動員数が減るので、一席でも多くS席をつくろうとしながら素知らぬ顔をしている感じもむかつく。前々から募っていた演劇業界に対しての不信がここにきて爆発しているが、中の人たちはこれをどのくらい正面から受け止めているのか、その手ごたえを感じないのが気持ち悪い。この気持ち悪さ、覚えがあるなと思ったら、安倍〇三に似ている気がした。つまり観客(=国民)とは別のところを見ているということだろうか。
小劇場系は工夫をしたりしてかなりがんばってくれているのを感じるが、大手が、特に東宝がやばい。映画はヒットしてるんだからここがんばってくれよと思ったりする。ホリプロは学生料金などを出しているけど、やっているのは「みなし在庫処分セール」なのでホリプロらしさを感じる。作品うんぬんより、その態度に心が離れてしまう。